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紀州湯浅広村の巨大蒲葵

所在地和歌山県有田郡広川町大字広(八幡宮)
年代享和二年春
登場小野蘭山
出典定本柳田国男集 第1巻

どんな伝承か

本土の海岸で蒲葵が成長するのは、柳田の知識では紀州が北の限である。紀伊国続風土記の物産の部には、蒲葵ビロウ、在田郡処々に産す、北地には絶えて無しとある。小野蘭山の享和二年春の日記にも、湯浅の町に近い広村の八幡宮の社地に、巨大な蒲葵の一本を見た記事があって、これは確かであるという。和泉にもどこかにこの樹があるということが白石手簡の中にはいってあるが、そちらは噂ばかりで、まだ実跡を得ないと柳田は記している。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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