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芦毛の馬が落ちた馬引き沢

所在地東京都世田谷区駒沢(馬引き沢)
年代文治年間(一一八五―九〇)
登場源頼朝
出典武蔵の伝説

どんな伝承か

世田谷区の駒沢一帯は、古く馬引き沢の名で呼ばれていた。文治年間、奥州征伐へ向かう源頼朝の一行がこの地を通ったさい、乗馬の芦毛が何かに驚き、あやまって沢へ転げ落ちたと伝える。以来その沢は芦毛田とも称され、斃れた馬を葬った場所は芦毛塚と名づけられた。『新編武蔵風土記稿』に見える話で、『江戸名所図会』はさらに、この土地で芦毛の馬を飼えばかならず祟りがあるとも記している。

原典より

世田谷区駒沢のあたりは、馬引き沢と呼ばれた。—— 武蔵の伝説(大島建彦/渡辺千佳子・日本の伝説・昭和51年(1976)刊) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

武蔵の伝説(大島建彦/渡辺千佳子・日本の伝説・昭和51年(1976)刊)

大島建彦・渡辺千佳子『武蔵の伝説』(角川書店「日本の伝説」シリーズ・昭和51年=1976刊)を全799話・伝説単位で収録(巻頭「はじめに」は除く)。旧国「武蔵」=東京都・埼玉県および神奈川県の一部(川崎・横浜など)にまたがる伝説を、木/石・岩/水/塚/坂・峠・山/祠堂/家・村/祭礼・行事 の八部門に分類して集成する(内訳 東京都371・埼玉県353・神奈川県75話)。

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