源頼朝
どんな伝承か
この地は昔、波加里の庄といったという。建久四年五月、源頼朝が富士の巻狩を行った折、第一にこの地から狩を着手したので、初狩の名が起こったと伝えられる。また、南都留郡に夏狩・猪留(鹿留)などの地名があるのも、みなこの巻狩によるものだという。大月市初狩(もとの波加里の庄)に伝わる、源頼朝の富士の巻狩にちなむ地名由来譚である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第5巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第5巻』所収の「文化叙事伝説」全104話(千葉・山梨・神奈川・埼玉・東京=関東甲信)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。