義経の旗ぞろえと大旗の地名
どんな伝承か
那須町の大畑という地名は、もともと大旗と書いたのだと伝えられる。奥州へ落ちのびる源義経の一行がこの地に立ち寄り、旗ぞろえをして軍勢を整えたことに由来するという。大畑から沓石にかけての一帯には、乗馬に水を飲ませたという窪みのある岩や、具足を脱いで休んだという具足形の岩など、義経主従にまつわる岩や地名が点々と残っており、大畑の名もその一つに数えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第4巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第4巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全89話(栃木・群馬・茨城=北関東)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。