大比良地の赤岩
どんな伝承か
河和田川の上流、上河内町の大比良地の山あいに、二メートルほどの滝がある。滝つぼは大きな淵になって水が渦を巻き、青々と深い。その近くに大きな岩があり、上には山伏が日光浴をして寝ていたといわれる跡が残る。またその岩の下はとくに水が深く、河童がかくれているというので、水泳などをする者がいない。昔からこのあたりを、岩が赤いので赤岩といっている。
原典より
河和田川の上流、大比良地の山あいに、二メートルほどの滝があり、その滝つぼは大きな淵になり、水がうず巻いていて青々としている。—— 鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史・自治体史(民俗))
福井県鯖江市の地名にまつわる口承を、自然物(樹木)・岩石・山谷坂・池泉川・家屋敷・神社寺院祠堂・人物事件・霊異妖怪のカテゴリ別に網羅する。樹木では矢留めの一本杉、観音様の大杉、鐘鋳りの松、三峯の大いちょう、てんぐ松、柿の木と膳椀(膳椀貸し)、三度グリなど。