動かすと雨が降るかったこ石
どんな伝承か
田村市船引町文珠の字屋戸、田の中に大きな石が据わっている。水の当たるあたりに裂け目が走り、そこへ小さな石が挟まりこんでいて、手を掛けて揺すればカタカタと乾いた音を返す。その音から、土地ではこれをかったこ石と呼びならわしてきた。さらに、この石をうごかせば雨になるとも言い伝えられており、天気を左右する石として扱われてきたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
船引町史 民俗編――昔話と伝説(船引町(編)・船引町史・自治体史(民俗))
『船引町史 民俗編』第十一章所収の昔話と伝説。福島県船引町(現田村市)に伝わる口承を採録する。