庄区の古老が育てた子狸
どんな伝承か
福岡県篠栗町庄区のある古老が、山へ木を伐りに行った際に穴の中で子狸を見つけて連れ帰り育てたところ、すぐに人に懐いて、その家の子供に首輪の紐を引かれて散歩するほどになった。近所の子供たちも珍しがって背をなでたり、地面にすりつくような大きな腹をさすったりして遊んだという、人懐こい狸の逸話として篠栗町庄区に語り継がれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
篠栗町誌 民俗編――伝説・怪異(篠栗町(編)・篠栗町誌・自治体史(民俗))
『篠栗町誌 民俗編』所収の伝説・怪異。福岡県篠栗町(霊場八十八ヶ所で知られる若杉山麓)に伝わる口承を採録する。