中郷土手の貉
どんな伝承か
茨城県龍ケ崎の中郷の土手には、昭和五年ごろまで貉が出たといわれる。貉はいたずら好きで、みずからお月様になったり木の葉になったりして人を化かしたと語り継がれている。狐は相手の目をくらまして化かすのに対し、狸は自分から化けるのが特徴だと語られており、龍ケ崎の中郷という土地に根付いた貉の言い伝えとして残されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
竜ケ崎市史民俗調査報告書3(北文間・川原代地区)――伝説・怪異(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書・自治体史(民俗))
『竜ケ崎市史民俗調査報告書3(北文間・川原代地区)』所収の伝説・怪異。茨城県龍ケ崎市北部に伝わる多数の口承を採録する。