狸の月
どんな伝承か
久夫の女性が語った俗信である。狸はお月さまに化けて見せるとよく言われる。見せてしまうのだというのである。そして、狸は狐より化かすのが上手だとも語られている。同じ話者は、狸が草に唾をつけて歩くと、その時点で人間はもう化かされていて、狸は人間の格好に化けることもあるという話も語っている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
竜ケ崎市史民俗調査報告書2(長戸・大宮地区)――伝説・怪異(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書・自治体史(民俗))
『竜ケ崎市史民俗調査報告書2(長戸・大宮地区)』所収の伝説・怪異。茨城県龍ケ崎市の長戸・大宮地区に伝わる口承を採録する。