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弘法石芋

所在地茨城県龍ケ崎市佐沼町
年代伝承
登場弘法大師
出典竜ケ崎市史民俗調査報告書2(長戸・大宮地区)――伝説・怪異

どんな伝承か

腹をすかせた弘法さんがある家を訪ね、芋を所望した。ところが家の婆さんは出し惜しみをして、本当はもう煮えているのに「まだ煮えない」と言い張り、芋を渡さなかった。そうして隠しておいた芋をあとで取り出してみると、すっかり石の芋に変わってしまっていたという。佐沼の男性が語った弘法石芋の話である。

原典より

芋ふけてあげないでいたところが、ホッと取ってみたところが石芋になっていたってぇんだって。—— 竜ケ崎市史民俗調査報告書2(長戸・大宮地区)――伝説・怪異(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

竜ケ崎市史民俗調査報告書2(長戸・大宮地区)――伝説・怪異(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書)

『竜ケ崎市史民俗調査報告書2(長戸・大宮地区)――伝説・怪異』は、竜ケ崎市史の民俗調査報告書の一冊である。大塚・板橋・塗戸・半田・薄倉・大徳・宮渕・佐沼などの集落で昭和五十九年から六十年に聞き取った昔話と伝説・世間話を、話者の集落・性別・生年と採話の日付を添えて、語りの言葉のままに収める。伝説・世間話は「土地のはなし」として集落ごとにまとめ、狐に化かされた話、塚の火の玉、沼の大蛇などを並べ、昔話には話型の番号を付す。

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