登れば必ず雨が降る大石
どんな伝承か
小野町和名田の下落合、田んぼの中に雨降り石と呼ばれる大石がある。この石によじ登ると必ず雨が降るといわれ、日照りが続くときには赤飯を供えて雨乞いをした。すると二、三日のうちに、たいてい雨が来たという。神聖なものとされていたので、子どもがこの石に上がって遊んでいると、村の大人にきつく叱られた。話は和名田の佐藤清信から聞き取られている。
原典より
下落合の田圃の中に、雨降り石という大石がある。—— 小野町史 民俗編――伝説(小野町(編)・小野町史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
小野町史 民俗編――伝説(小野町(編)・小野町史・自治体史(民俗))
『小野町史 民俗編』第九章所収の伝説。福島県田村郡小野町に伝わる口承を採録する。