トップ > 群馬県の伝承 > 千代田町

入定様――下の病の願掛け

所在地群馬県邑楽郡千代田町大字福島(入定様)
年代伝承
登場せんぎりぎんたまの山伏
出典千代田村の民俗――伝説・世間話

どんな伝承か

福島の入定様は、せんぎりぎんたまという下の病に苦しんでいた山伏を祭ったものである。山伏は、死んだほうがましだから穴を掘って自分を埋めてくれと頼み、その望みどおりに埋められた。土の中で七日のあいだ松虫を叩き続けていたが、やがて息絶えたという。いまは下の病の願をかける所になっている。

原典より

おれを穴掘って入れてくれというので、その通りにして埋めた。—— 千代田村の民俗――伝説・世間話(群馬県民俗調査報告書 第14集・群馬県民俗調査報告書) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

千代田村の民俗――伝説・世間話(群馬県民俗調査報告書 第14集・群馬県民俗調査報告書)

『千代田村の民俗――伝説・世間話』は、利根川沿いの千代田村で行われた民俗調査の報告から、言語伝承の章を中心に抜き出したテキストである。赤岩・舞木・瀬戸井・福島などで聞いた長良神社や光恩寺、片目の白蛇、カクレザト、河童の伝説と、オトカ(狐)に化かされた話、大食・大力・変わり者の世間話、諺や洒落を、採集した集落名を括弧で添えて短く記す。冒頭には正月の松飾りと大晦日の行事の記事が、途中の文から始まる形で残る。

種別から探す

伝説・怪異入定山伏下の病願掛け

千代田町の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『千代田村の民俗――伝説・世間話』の伝承