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台座を削って食べる安産の鷲神社

所在地千葉県佐倉市先崎(鷲神社)
年代天保十五年頃
登場巡検使、参詣の妊婦
出典佐倉市史 民俗編――伝説・怪異

どんな伝承か

先崎の鷲神社は、いつ創建されたのかがはっきりしない。伝えるところでは、巡検使が先崎へやって来て、巡回の途中この社で休んでいると、一羽の鷲が樹に止まった。それをはなはだ奇なることとして、この鳥は誠に奇である、この社に祀るのがよいと言ったので、以後、鷲宮と称するようになったという。天保十五年に社殿が修復され、その頃から誰言うともなく、台座を削って粥といっしょに食べれば安産すると言われはじめた。この俗信が流行したため、社では鳥を捕ってはならない、台座を削ってはならないという触れが出されたと伝えられている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史・自治体史(民俗))

『佐倉市史 民俗編』第八章口承文芸所収の伝説・怪異。千葉県佐倉市に伝わる口承を採録する。

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