トップ > 大阪府の伝承 > 枚方市

法明上人が本尊を掛けた上人松

所在地大阪府枚方市(本尊掛松遺跡)
年代元亨元年(1321)
登場法明上人
出典交野市史 民俗編――伝説

どんな伝承か

私部から天の川の逢合橋を渡り、水道道を越えて東高野街道を左へ進むと、道の右手に「本尊掛松遺跡」の標石が立つ。そこから西へ三十メートル、枚方市側の玉垣の中に大きな石仏が東を向いてまつられ、明治三十年ごろまでは枝を四方に広げた名松があった。言い伝えでは、元亨元年十二月十五日の夜、摂津深江の法明上人が男山八幡宮の神勅を夢に受け、翌日弟子十二人と男山へ向かう途中、この地で霊宝を奉じて来た男山の社人たちに出会った。上人は宝器を受け取り、この松に曼陀羅など五軸の尊像を掛けて念仏を唱えたという。

原典より

逢合橋から、西南の藪の高地を、「上人松」とか「上ノ山」とか「お野立所」とか呼んでいる。—— 交野市史 民俗編――伝説(交野市(編)・交野市史) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

交野市史 民俗編――伝説(交野市(編)・交野市史)

『交野市史 民俗編――伝説』は、交野市が編んだ市史の民俗編から伝説の章を収めたものである。交野の各地に伝わる池・古墳・寺社・地名にまつわる伝えを集め、産所とよな池、弘法大師の蚊封じの池、獅子窟寺の再建の由来、小松寺の起こりなどを、所在地や文献の記述を添えて記す。郡津・倉治・私部・森・寺・傍示・私市・星田の八地区を節に立て、地区ごとに話を並べる。

種別から探す

交野伝説霊夢曼陀羅

枚方市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『交野市史 民俗編――伝説』の伝承