部落に挟まれた土地を小袋と呼ぶ
どんな伝承か
狭山市下奥富にある小袋は、部落と部落の間に挟まれた土地であることから、その名がついたという。同じ下奥富には、前に田が広がるので前田、村の稲荷が祀られていた辺りを稲荷上、夕立のたびに川があふれる場所を水押と呼ぶなど、地形や暮らしのようすに即した呼び名が並んで伝わっている。
原典より
部落と部落にはさまれているので「小袋」という。—— 狭山市史 民俗編(狭山市(狭山市史編さん室/民俗調査担当)・昭和(昭和五十年代調査・刊行。本文に昭和五十三〜五十四年の採集記載)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
狭山市史 民俗編(狭山市(狭山市史編さん室/民俗調査担当)・昭和(昭和五十年代調査・刊行。本文に昭和五十三〜五十四年の採集記載))
『狭山市史 民俗編』のうち「五 伝説・昔話・世間話」を収録した一次資料。昭和五十年代に堀兼・入間・奥富・柏原・水富・入間川の各地区で座談会・聞き取り調査を行い、明治〜大正生まれの古老から採集した口承文芸を、見出しごとに原文に近い形で記録する。