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旗塚(その十)

所在地埼玉県秩父郡皆野町大字下日野沢高松(旗塚)
年代伝承
登場
出典埼玉県伝説集成——分類と解説 中

どんな伝承か

秩父郡皆野町下日野沢字高松にある旗塚は、高松城の付近にあり、高松城の物見台であったという。本書の解説によれば、神の祭に旗を立てる風は広くかつ久しい民俗であり、白旗塚・旗塚・旗居塚・旗立塚といった塚の伝説は、そこが祭場として古く旗立の祭を壇上で行った場所であることを示すという。旗は神を招く依代であり、塚は祭壇であった。その行事が廃絶すると後世はその地を記憶するだけとなり、軍陣のさい軍旗を立てたという信仰相応の説明が案出されるのが常であるとされる。

原典より

『武蔵国郡村誌』は「大塚」とよぶ塚について、「高一丈八尺八間四方にして村の西北隅にあり。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説))

韮塚一三郎『埼玉県伝説集成——分類と解説 中』(歴史伝説の巻)を全608話・伝説(土地別の異伝)単位で収録(<解説>・[参考]・和歌・注は本文に内包)。埼玉県下の歴史伝説(塚・城址・古戦場・武将〈新田義貞・畠山重忠・太田道灌ら〉・史跡・寺社縁起等)を、所在地(市町村・字・社寺)と出典(新編武蔵風土記稿・各市町村史等)を付して体系的に集成した中巻。

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