けだもの声・落ちぶれる家(貝原塚)
どんな伝承か
別所のある大尽どんの家が、貧乏になって落ちぶれていくころ、毎晩のようにけだものが家へ押しかけてきたという。猫がニャーオと鳴き、狸がポンポコと鳴らし、狐がコンコン、犬がワンと吠える。あまりにうるさいので空砲をポーンと撃つと、声はぱたりと消えた。けだものがそのように押しかけて来るのは、よくないことなのだという。
原典より
別所のある大尽どんの家が貧乏になって落ちぶれるとき、毎晩のようにけだものがおしかけて行ったという。—— 竜ケ崎市史民俗調査報告書1(馴柴・八原地区)――伝説・怪異(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
竜ケ崎市史民俗調査報告書1(馴柴・八原地区)――伝説・怪異(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書・自治体史(民俗))
『竜ケ崎市史民俗調査報告書1(馴柴・八原地区)』第8章口承文芸所収の伝説・怪異。茨城県龍ケ崎市の馴柴・八原地区に伝わる口承を採録する。