八十の老婆が交われるかを一貫目のかぼちゃを賭けて争い
どんな伝承か
秦野市に伝わる猥雑な世間話。若衆の寝宿(ネカ)で、八十の老婆が交われるかどうかを一貫目のかぼちゃを賭けて争った。できると言い張る男が、老婆に「近く嫁をもらうが病でできない、人助けと思って、かっこうだけのおまじないを頼む」と持ちかけた。老婆が承知して始めると、男のほうが夢中になり、老婆も気分が変わってきて本当に始まってしまった。それを隠れて見ていた者もあり、男は賭けのかぼちゃを取ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪(秦野市(編)・秦野市史・自治体史(民俗))
『秦野市史 別巻 民俗編』所収の妖怪・伝説(一〇〇話を七分類で収載)。神奈川県秦野市に伝わる口承を採録する。