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葛木山に鬼神を使った役小角

所在地奈良県御所市(葛城山)
年代近代〜現代(民俗誌)
登場役君小角、道鏡、大生部多、民俗研究者、信者、村人、葛木山にこもった呪術者、霊狐を憑けたと伝わる僧、常世神を祭った詐巫
出典講座日本風俗史別巻 妖異風俗

どんな伝承か

日本で最初に人を惑わした術者は常世神を祀った大生部多で、次に名が挙がるのが役君小角である。『続日本紀』によれば、小角は大和の葛木山にこもって呪術を修め、鬼神を使役して水を汲ませ薪を採らせ、意に従わぬときは呪で縛りつけたという。あまりに人心を惑わしたため、六九九年に伊豆へ流された。同じころ、道鏡が百済渡来の医師小手尼とともに称徳天皇に霊狐を憑けたという伝えもあるが、これは後世の作り話らしい。ただ小角も道鏡も『孔雀王咒経』を学んだ点では共通している。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

講座日本風俗史別巻 妖異風俗((講座日本風俗史 別巻)・日本風俗史・民俗・近代〜現代(民俗研究))

淫祠(みだらなる神仏・エロ教団の実態・はだか弁天/くすぐり弁天/おめこ大黒など性的み仏)、道祖神信仰と金精さまの地方色、邪教・新興宗教(璽光尊・殺人教ほか)、SEXに関する異妖迷信、妖術・忍術・魔術、憑霊現象と特殊家系(憑きもの筋)、心霊術・読心術・催眠術、妖婚、妖異性愛風俗まで、日本の性と妖異の民俗を網羅。

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