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タクシー止めてオヒンズル様までいってくれっていう、毎

所在地山梨県上野原市秋山
年代現代
登場中本勝則
出典現代民話考 ― 偽汽車

どんな伝承か

山梨県南都留郡秋山村では、深夜に帰りぎわのタクシーを止め、オヒンズル様まで行ってくれと頼む客が毎晩出るという噂があった。オヒンズル様とは武田家の姫君を祀るという神社である。運転手が仕方なく乗せて走り、目的地に着いて「つきましたよ」と声をかけると、後ろに客の姿はなく、シートだけが濡れている。回答者の中本勝則がこの話を聞いたのは、まだ発掘が行われていた頃で、八年ほど前のことだという。秋山ではたいそう有名な話であった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和〜平成)

松谷みよ子『現代民話考 ― 偽汽車』を小話単位で全525話収録。汽車・船・自動車などの乗り物にまつわる現代の民話・怪談を全国から採集。狐狸が汽車に化ける偽汽車、船幽霊、タクシーに乗る幽霊などを地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明359話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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乗り物の怪異消える乗客濡れた座席

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