富岡町の伝承(32話)
- 麓山の里に通った白蛇の若者 — (麓山)
- 夜の往診で狐に化かされた医者 — 王塚
- きりばま街道で道を失う夜 — 大字仏浜
- 祠前の大入道に投げられた男 — 下町
- 汽車に轢かれた油なめ狐 — 小浜
- 座頭ころばしで狼の棘を抜く — (大倉山)
- 減水沢で小豆をとぐ音 — 上手岡杉内(減水沢)
- 三曽嶺の沼で髪を整えた姫 — (三曽嶺)
- 帆を解いた浜に漂う空船 — 大字仏浜
- 代掻きを手伝った阿弥陀の泥足 — (西願寺)
- 村を巡る戸回り如来と子安観音 — 小浜(正福院)
- 北風に乗って流れ着いた薬師 — 大字小良ケ浜
- 鶴が引き留めた酒屋の長者 — 下小浜
- ひと沢足りずに去った大蛇 — (大沢)
- 砂だらけの胴を担いだ神楽打ち — 王塚
- 松の根に鋳掛をする鋳掛屋 — 王塚
- 馬糞のぼた餅を作る化け狐 — 王塚
- 蛇の目傘と宝珠を替えた狐 — 大字上手岡下千里
- 菜種油をなめる化物列車 — 北郷
- 境川をめぐる浜の取り合い — 大字小良ケ浜
- 久保姫の縁組が招いた落城 — (富岡城)
- 墓石に隠れて戦った御一新 — 大字小良ケ浜
- 嵐の浜に漂着した八人の浪士 — 大字仏浜
- 熔鉱炉を咎めたお滝様の長雨 — 大字上手岡大木戸川原
- 下駄と草履で代官の前に出た男 — 小浜
- 十八頭の牛を追った追分の牛方 — 上手岡杉内
- 村を軒並み回る戸回り如来 — 小浜(正福院)
- 前祝いで負けた長者の鰹つり — 下小浜
- 襷のまま石になった女 — 大字上手岡善正前(タスキ石)
- 斬られて首を飛ばした大石 — 大字上手岡下千里(ばけ石)
- 大倉山の闇に響く地鳴り — (大倉山)
- 行き倒れの老人が残した銀杏 — 大字上手岡下千里