伊勢参りに行った舞台の松お松さん
どんな伝承か
明治のころの話である。昭和村の中向にある舞台では地芝居や歌舞伎が演じられ、当時は明かりとしてかがり火が焚かれた。その舞台を囲むように大きな松が立っており、人々はこれをお松さんと呼んでいた。この松は江戸の末か明治の初めごろに伊勢参りに出かけた木だといい、村の者が伊勢へ参ったとき、道中でこの松に出会ったのだと語り伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)