トップ秋田県の伝承男鹿市

岬の草生地に群れ咲く野生の蝦夷菊

所在地秋田県男鹿市
年代不明(著者見聞)
登場柳田国男、著者
出典定本柳田国男集 第2巻

どんな伝承か

柳田国男は海辺に咲く花の記憶をたぐりながら、男鹿の突角の高地、八戸の背後の山、津軽の十三潟の出口の野で、蝦夷菊が野生しているのを数えきれないほど見たと書いている。花の丈は二三寸から五寸ほどで、淡い草地にこの花だけが踏むほど密に咲いていた。紫はごく淡く、少し離れると葉の色に溶けて見分けがつかなくなる。町では花畑に植えられて大きく育ち、紅白さまざまな変種も生まれたが、同じ名で呼ばれているところを見れば、もとの土地も推し量れるという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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十三潟蝦夷菊野生草生地

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