名の知れぬ常緑樹なんじゃもんじゃ
どんな伝承か
坂戸市多和目の天満宮の境内に、なんじゃもんじゃと呼ばれる木がある。常緑樹だという。同書によれば、この呼び名の木は社寺の境内や山頂、水辺に育つものが多く、県内のものはほとんどが社寺の境内にある。本当の名を知っていても、ありふれた名では呼びたくないという心持ちや、占いや神事に関わる木として神聖視され、みだりに本名を口にすることをはばかったことから、この呼び方だけが残ったものらしいと説かれている。
原典より
大宮市日進町 金剛院・同三橋 大倭神社西隣廃屋敷内ここに「なんじゃもんじゃ」という木がある。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 上(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(上巻)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
埼玉県伝説集成——分類と解説 上(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(上巻))
韮塚一三郎『埼玉県伝説集成——分類と解説 上』を全487話・伝説(土地別の異伝)単位で収録(巻中の<解説>・[参考]・和歌・注は本文に内包)。