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婚礼行列が避ける泣ヶ原

所在地神奈川県中郡大磯町虫窪泣ヶ原(地蔵)
年代現代
登場地元の婚礼行列、二宮秀明、話者(地元の古老)
出典神奈川の伝説

どんな伝承か

大磯町虫窪の泣ヶ原は、およそ百五十年前、伊勢参りの帰りに大井川で溺死した平塚市土屋の若い農夫の話に由来する。友人たちは妻に本当のことを言えず偽りの言伝えをしたため、妻は毎日虫窪の高台に立って夫の船を待ち続け、ついに原の草の上で冷たくなって発見された。村人はその純情を弔って小さな地蔵をまつり、以来この原を泣ヶ原と呼ぶようになったという。以来、婚礼の行列は縁起を担いでこの原を避けて通ってきた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

神奈川の伝説(谷川平夫(文)/読売新聞社横浜支局 編・昭和42年(1967)刊/読売新聞神奈川県民版連載65回分)

『神奈川の伝説』(読売新聞社横浜支局編・文=谷川平夫記者・昭和42年=1967刊)を全65話・伝説単位で収録(巻頭の序・序文・はじめに・目次は除く)。読売新聞神奈川県民版に昭和40〜42年連載された「神奈川の伝説」全80回のうち65回分を書籍化したもの。横浜・川崎・横須賀・鎌倉・藤沢・小田原・相模原・厚木・三浦・箱根など神奈川県下各地の伝説を、樹木/石/塚/水/坂谷島/古屋敷址/神社寺院堂祠/禁忌/地名 の主題別に集成する。

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