悪竜退治と尻焙り
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どんな伝承か
埼玉県入間郡日高町栗坪では、旧暦六月一日に門口で小麦藁を焚き、「田村将軍けつあぶり諸病万病根抜け」と唱えながら尻をあぶる風習があった。この儀式の由来は、坂上田村麻呂が蝦夷征伐の際に岩殿山で大蛇を退治した時に遡る。退治直後に異変が起こり、六月なのに雪が降ったため、村人たちは小麦藁を焚いて温をとり難を逃れた。この経験から、以後毎年同じ日に尻焙りを行う習俗が定着したとされている。
出典の文献について
日本伝説大系 第5巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第5巻』所収の「文化叙事伝説」全104話(千葉・山梨・神奈川・埼玉・東京=関東甲信)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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日高町の伝承
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