鏡ヶ池・小松女院の鏡
どんな伝承か
熊本県宮原町(現氷川町宮原)の鏡ヶ池には、澄んだ水底に参拝者が投げ入れた賽銭や鏡が沈んでおり、見るたびその枚数が違うという。醍醐天皇の孫にあたる小松女院は、恋人清原正高を追って豊前へ向かう途中、宮原の佐藤甚兵衛家に泊まり、祈願を込めて鏡を池に投じた。侍女たちも倣って鏡を投じ、以来この池は鏡ヶ池と呼ばれるようになった。正高が別の女性と所帯を持ったと知った女院は、後に滝へ身を投げたと伝えられる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集